犬のフン帝国 [イギリス考]
こちらシェフィールドでは、芝生のどこそこに犬のフンがある。この間も、久しぶりに天気がよくなったもんで、芝生の上にゴロンと横になったら、危うくフンの上に寝転がるという不名誉にみまわれそうになった。
この前は、「Tough(きついぜ)!」との文句と共にフンの写真が書かれた「犬のフン反対」ポスターの真横に犬のフンを見つけた。こりゃなんかのいやがらせか?とイギリス人の笑えない冗談に眉をしかめた。
最近は通学路に「犬のフンは飼い主が責任を持ってビニールに入れてもって帰ろう」という意図で作られたでっかいポスターが貼られた。ポスターには犬のフンの入ったビニール袋を片手に満面の笑みのお兄ちゃんがいらっしゃる。
毎日、毎日、それを2回見ないといけないんです。 シクシク
芝生:grass
2006-05-26 09:55
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晴れている公園では、イギリスの子供たちが芝生をころがりまわる様をみかけますよね…。犬が日本ではありえないくらいに、いきいきして散歩している姿を見掛けられるのはいいんですけれど。
by Watcher (2006-05-26 17:05)
私思うんですけど、欧米の方々って日本人よりフン(を含めた汚いものに対する)耐性が強いのかなと思います。フンをフンづけても(アラっ無意味に語呂をあわせてしまった)あまり動じないというか、日本人みたいに「イヤーン、きたなくなちゃった~」的反応はあまりないですね。
ものすごく小さいころに、アメリカ人のおじ(←コーカソイド)宅にお邪魔したとき、おじがフンをフンづけて(あらまた)しまったのですが、踏んだ靴底を歩きながらアスファルトになすりつけ、何事もなかったように家に入りました。もちろん土足ですよ。だってアメリカですもの。
それを見た瞬間、私の中に汚いものに対する革命的な意識変化が起こったのです。(なんて感じで、日々の清潔とはいえない生活をちゃっかり正当化)
by ガワ氏 (2006-05-27 05:30)