体内時計 [最近の出来事]
「君とあったのは今日が初めてだし、これから君の逢うことはないかもしれない。でも、今日君の人生に少しだけ影響があるかもしれないことを教えてあげよう」
今日、ケンブリッジに職を見つけた友人のTがシェフィールドでプレゼンをするために戻ってきたので、プレゼン後の飲み会に、会社が終わった後、参加してきた。Tはコンピューターサイエンスと言語学をミックスしたような学科で修士号をとってるのだが、非常に最先端の分野を突っ走ってるコースだからかどうかは知らんが、なかなか個性に富んだ人たちが同じコースの友人や教授に多い。その中の一人、JはTを介して友人になり、非常に気の合う仲間になったイギリス人なんだが、こいつがまたぶっ飛んだやつで、ウクライナで英語教師を6年間やっている間に3人のウクライナ人の女房をもったとか(本当かどうかは定かではない)。去年、大学院のコース途中にウクライナに急きょ一時的に「帰らなければ」いけなくなったことがあったらしいのだが、その理由が「3番目の女房が子供を流産してしたため、彼女のメンタルケアをする」というのだったらしい。
今日もお酒が入って気分が良くなったのだろう、友人、教授達の前で、如何にウクライナの女性が素晴らしいかについて饒舌に説明をしていた。彼のウクライナ女性礼賛の演説が終わりにかかったところで、教授の一人が私に「ヘイ、Sam(私の名前)今何時だよ」と聞いたので、すかさず後ろの時計をのぞいたら「あ~ダメダメ、時計を見て答えたらだめ」
とのたまった。
「時計を見ないと時間がわかんないと思うんですけど」
「いや、人間は時計に依存しないでも周りの感覚からある程度正確に時間を読み取ることができるのさ、君はわからないのかい?」
「いや、あっしはわかんないでげす」
「Sam、君とあったのは今日が初めてだし、これから君の逢うことはないかもしれない。でも、今日君の人生に少しだけ影響があるかもしれないことを教えてあげよう」
「へえ」
「今度、時間を知りたくなったり、人に聞かれた時は、時計を見る前に自分の感覚でまず当ててみてごらん、そうすると結構思ったより、自分の感覚の時間が実際の時間と差がないことに気づくはずだぜ」
「なるへそ、やってみます」
自然流産:miscarriage
今日、ケンブリッジに職を見つけた友人のTがシェフィールドでプレゼンをするために戻ってきたので、プレゼン後の飲み会に、会社が終わった後、参加してきた。Tはコンピューターサイエンスと言語学をミックスしたような学科で修士号をとってるのだが、非常に最先端の分野を突っ走ってるコースだからかどうかは知らんが、なかなか個性に富んだ人たちが同じコースの友人や教授に多い。その中の一人、JはTを介して友人になり、非常に気の合う仲間になったイギリス人なんだが、こいつがまたぶっ飛んだやつで、ウクライナで英語教師を6年間やっている間に3人のウクライナ人の女房をもったとか(本当かどうかは定かではない)。去年、大学院のコース途中にウクライナに急きょ一時的に「帰らなければ」いけなくなったことがあったらしいのだが、その理由が「3番目の女房が子供を流産してしたため、彼女のメンタルケアをする」というのだったらしい。
今日もお酒が入って気分が良くなったのだろう、友人、教授達の前で、如何にウクライナの女性が素晴らしいかについて饒舌に説明をしていた。彼のウクライナ女性礼賛の演説が終わりにかかったところで、教授の一人が私に「ヘイ、Sam(私の名前)今何時だよ」と聞いたので、すかさず後ろの時計をのぞいたら「あ~ダメダメ、時計を見て答えたらだめ」
とのたまった。
「時計を見ないと時間がわかんないと思うんですけど」
「いや、人間は時計に依存しないでも周りの感覚からある程度正確に時間を読み取ることができるのさ、君はわからないのかい?」
「いや、あっしはわかんないでげす」
「Sam、君とあったのは今日が初めてだし、これから君の逢うことはないかもしれない。でも、今日君の人生に少しだけ影響があるかもしれないことを教えてあげよう」
「へえ」
「今度、時間を知りたくなったり、人に聞かれた時は、時計を見る前に自分の感覚でまず当ててみてごらん、そうすると結構思ったより、自分の感覚の時間が実際の時間と差がないことに気づくはずだぜ」
「なるへそ、やってみます」
自然流産:miscarriage
2008-09-16 06:58
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いわゆる体内時計、とかいうやつでしょうか?
わりと、正確ですよ。ただ、イギリスにいる頃、私の体内時計はあまり、役に立ってなかった気もします。
コンピュータサイエンスと言語学をミックスしたやつ、というのは、どういうものなんでしょうね。コンピュータサイエンスは、言語学にかなりの借りがあり、また、かなり昔から両者は共に研究されている分野だったりします。私も学部学生の頃、生成文法とかそういうのならってました。少し、キョウミガアリマス。
数年ほど前、語用論の観点から、言語の意味をネットワークとして解析し(今で言うマインドマップは近いかもしれません)、その結果をWebのページの階層に応用しようという姿勢が一部の文系の人たちに見られてました。そういう本が売られていたのを見たことがあります。
とりとめのないコメントですみませぬm(_ _)m
by Watcher (2008-09-17 01:25)
いやいや、どうもコメント有難うございます。
>ただ、イギリスにいる頃、私の体内時計はあまり、役に立ってなかった気もします。
あっこれ、わかります。日照時間の変化が激しいので、調整が難しいんですよね。あと、曇りばっかなので太陽の動きも分かりづらいし。
>コンピュータサイエンスと言語学をミックスしたやつ、というのは、どういうものなんでしょうね。
コンピューターの翻訳機能の向上に役立ったり、障害のために言葉を発することが難しい人のためのコンピューター発声機能に役立ったりする、と友人は申しておりましたが、実を言うとあんまりよくわかってません。スミマセヌ。
マインドマップは、シェフィールドの語学学校で習いました。あれは、ブレインストーミングの一手法として、とてもいい方法だな~と、勉強しながら感心したのを覚えています。
by ガワ氏 (2008-09-19 08:57)