カジュアルゴルフ in the UK [イギリス考]
イギリス発祥のスポーツは多い。サッカー、ラグビー、クリケット、ゴルフを始め、競馬もそうだし、モータースポーツの発祥の地としても知られる。その他、テニスも現在の形のローンテニス(芝の上でするテニス)の形になったのはイギリスが最初だ。
イギリスに来て私がよくするスポーツはサッカーなのだが、せっかくイギリスに来てサッカーだけというのもつまらない。他のスポーツも経験してみようと思っていた。そこで私なりに考えたのだが、ラグビーはサッカー以上にボディーコンタクトがあるからしんどすぎる。クリケットはルールがややこしくて面白さがよく伝わってこない(ひとつのゲームを終了するのに3、4日かかるらしい、のんきなスポーツだ)。馬には乗れないから競馬はパス(っていうか、乗れてもやらしてくれるわけないが)。モータースポーツはお金がかかるし危険だ。テニスは趣味じゃない。
で、残るはゴルフなんだが、
正直なところゴルフをする自分というのが想像もつかなかった。というのはゴルフというと、お金に余裕のある中高年の方々のスポーツというイメージが頭から抜けないからだ。実際、日本でゴルフをプレイしたことのある人のお話を聞くと、一回ゴルフに行くだけで相当な出費を覚悟せねばならないようであった。ゴルフと聞くだけで少し尻込みする自分がいた。
でも機会があったらできたらいいな~っと心の片隅で思っていた、ある日のこと。友人のJがそろそろ日本に帰国せねばならなくなってきたので、二人で今まであまりしたことのないことをしようと、シェフィールド内のトラム(市外を走る路面電車)の終着駅まで行ってみることにした。トラムは町から郊外へと通り抜け徐々に広い芝地が目立つ町の大外に進んでゆく。
外を眺めていると、ゴルフ場が見えてきた。興味を感じた私はJと一緒に降りて値段を確認することにした。ゴルフ場にはパブが併設され、そこからゴルフ場が見渡せるようになっている。こんなところでゴルフができたら気持ちいいだろうなと思いつつ、値段も結構するんだろうなと一方で思った。一応聞いておくかと、ゴルフ場の入り口にでパイプ椅子に座っている受付らしきおばさんにに、いくらするのか聞いてみる。するとおばさんは事務所にとって返し、値段の書いてあるパンフレットを渡してくれた。
見てみて、予想を裏切る安さにビックリ。
週末のピーク時で、9ホール 9ポンド(2000円)
ウィークデイになると、9ホール 7ポンド20P(1500円)
おのおのの値段にしっかり子ども料金が半額の値段で書かれているのがまた面白い。イギリスでは、ゴルフは大人も子どもも楽しめるスポーツなんだなと実感した。
コレに、ゴルフクラブを借りる料金5ポンドを加えても、3000円で9ホール回れるのならば相当安いのではないだろうか。と言っても日本の相場をあまりよく知らないのだが。
だもんで、Jが日本に帰る前に、一度生まれて始めてのゴルフを体験してみる予定だ。
正直なところ:to be honest
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