SSブログ
想いつくまま ブログトップ
前の10件 | -

隣のととろ [想いつくまま]

こう書くと、少しおどろおどろしく感じるのは私だけでしょうか。宮崎駿のアニメ「となりのトトロ」にまつわる都市伝説というのがあるようで、下記のウェブサイトを読んで一人でびびってました。

http://totoro.3xai.net/cat3/cat20/


ブログの10年後 [想いつくまま]

っとか、えらそうなタイトルを書いといて、自分で広げた風呂敷の大きさに思考停止しそうになってます。

でも実際どうなんでしょう、この情報伝達ツールは10年後どうなってるんでしょうね。その前に、このツールは10年の命脈を保つんでしょうか。インターネットに関する専門知識のかけらもない私が、ブログの未来についての一般論を語るなんておこがましいことはできませんので、「私個人が10年後もブログを使っているか」というところを考えてみたいと思います。

私の答えは、「多分続けてるかも」です。いくつかのブログの良い点により、おそらく10年後もほそぼそと続けてるんじゃないかなと思います。良い点は以下、

「①自分の過去の記事を読み返すと結構楽しい」
「②文章書くって頭にいい」
「③日本語の訓練になる」
「④ブログはペンと紙いらず」
「⑤しってる人たちへの生存確認、もとい近況報告になる」
「⑥いろいろ情報発信できる」

①自分の過去の記事を読み返すと結構楽しい
私、自分の書いた文章読み返すの好きなんですよ。自分の書いた昔の文章読んで、部屋の中で一人で笑ったり、恥ずかしがったり、センチメンタルになったりします。又、これまで書いた文章が300を越え結構な情報量になりつつあります。これを消してしまうのは惜しい。10年後なんかに今の記事を読み返して「俺ってば青いな~」とか感慨にふけるのもまたオツな気がします。

②文章書くって頭にいい
文章を書くって頭にいいんですよ。思っていることを文章化するっていうのは非常に頭脳を使います。うちのじいさんが80オーバーのいい歳こいたジジイなんですが、なかなか脳みそのキレの衰えない大したじーさんなんです。この爺さんは毎日日記をつけています。この爺さんの日記は爺さん以外読んではいけないものなんですが、大学生のときにこっそり読んだことがあります。結構赤裸々にいろいろ書いているのにびっくりしたのですが、それよりも量が半端ないんすよ。あの単調な生活の中で、ようもま~これだけ書くことがあるわと感心するぐらいです。これだけ書く脳みそがあるから今でも元気なのかなと思います。

③日本語の訓練になる
私、イギリスに住んでまして、職場は英語、家に帰っても英語。将来の女房も日本人ではない可能性がありますので、そうすると日本語でいろいろと書く機会があるというのはなかなか得難いと言いますか、10年後とかどうなってんすかねオレ。というわけで私自身の「日本人性」維持のためにも、日本語でいろいろ書いたほうがいいですね。

④ブログはペンと紙いらず
私もうタイプに慣れすぎてしまって、もう紙とペンでもの書くのには戻れません。というわけで日記を書く代わりにブログにタイプでしゃしゃっとね。それに紙を使わないからエコにもいいっすよね。

⑤しってる人たちへの生存確認、もとい近況報告になる
このブログ、リアルで知ってる人たちが結構読んでるんですよ。うちのオフクロにばらしたら、しってる人みんなに教えちゃったらしくて。私今後もこちらシェフィールドで暮らしていくつもりなので、日本で会うことのできない近しい人たちに、「何とか生きてますよ」っていう報告になるかなと思います。

⑥いろいろ情報発信できる
ま~これはそのまんまですよね。こちらシェフィールドで感じたことを日本の皆様にお伝えしたい、というのがこのブログを書き始めた最初の動機でもあります。仕事をクビになったり、ビザ申請でヘコったり、ものすごい魅力的な仕事が他に見つからない限り、こちらにいる予定ですので、その間は書いていると思います。

以上、最近よく読ませてもらっている書き手さんがブログから撤退したり、商用のスパムブログに辟易したりもしてますが、私は10年後もほそぼそと続けているような気がします。

こういう風に思っている方って、私以外にも結構いるんじゃないのかなと思ってますが、どうですかね。

予言:prophecy

世界最北のレストランを探せ! [想いつくまま]

ディザテーションライティングに頭を悩ませているうちに、そんにな悩んでばっかの状況に脳みそが耐え切れなくなりまして、いつの間にか昔台湾で仲良くしていた女の子の顔を思い出してみまして、ま~要は現実逃避に入ったわけですな。そういえばあの子は客家出身だったとか言ってたっけなぁ、と思いつきました。で、客家のことがちょいと知りたくなって客家のことを詳しく書いてるウェブサイトを覗いてみたところ、いろいろと文化人類学的(←すっごい大雑把なカテゴライズですが、なにぶん駄文ご容赦を)なことを書いている中に、北極に最も近いレストランは中華レストランでンでもってそのレストランは客家が経営しているらしい、というネタを仕入れました。こういう話を聞くと、本当かな~とか思いつつ裏を取りたくなる性分なもので、他のウェブサイトには乗ってないかな~とか思いまして、ちょっとだけ調べることにしました。ええ、ディザテーションはちょっと休憩。

「Northmost restaurant in the world」でググって見たら、「客家」の中華レストランがそうだといってる文章がタイペイタイムズにありましたが、よくよく読んでみると文章が客家のウェブサイトとほとんど変らないんですけど。コレじゃ元ネタがばれちゃうよタイペイタイムズさん。さすがは、こういったことも丁寧に書いてくれているのがウィキで、「The world's most northern」って言うタイトルの「restaurant」の項にしっかりの乗ってました。最北のレストランの名前は「Kings Bay Service Center(北緯78.55)」だそうです。人が永住している最北の村にあるレストランだそうです。しかし、このレストランが客家人によって経営されている中華レストランなのかどうかというところは、分かりませんでした。名前からして中華レストランちっくではないですよね。「中華大飯店」とか漢字で書いてくれれば一発なんですけど。

ちなみに、ウィキによると世界最北のマクドナルドはrovaniemiというフィンランドの町にあるそうです。その他、ご丁寧にサブウェイ、デニーズ、ドミノピザもかいてました。あとコレは別のウェブサイトから仕入れたネタですが、(自称)世界最北のインド料理屋の名前は「Austur Indía Fjelagidt」で、アイスランドにあります。

逃避:escape


魚卵が食いたい [想いつくまま]

筋子、イクラ、明太子、数の子、子持ちシシャモ、キャビア

イギリスに来てから魚卵食ってない(キャビアについては、生まれてこのかた一度も)。

私ね魚卵が好きなんですよ。筋子一個でご飯2杯いけます。イクラはですね、高校の修学旅行で函館に行ったときに食いましたが、今でもディテール細かに思い出せます。口の中でこう、なんといいますか、プリップリッとですね、あの食感はたまらんですな。明太子はウチのオヤジ方の親戚が博多出身なので、辛子明太子とご飯の取り合わせを博多で堪能しましたね。数の子は私の実家の正月定番食材です。噛むとブリブリいって、コレがまた黒松剣菱の熱燗とあうんだな。子持ちシシャモ好き。醤油を少したらしてバリバリ食うの。キャビア食いたい。食べたことないから。

どうにか食えないかな。

キャビア:caviare


虹をね [想いつくまま]

よく見るんですよ。

ま~、雨だらけの国なので、当然っちゃ~当然なのかもしれないですけど、見るとなんだか心が晴れやかになりますね。

今日も、ダラダラと雨でした。雨の中図書館に閉じこもり、なんだか難しい本に「クソッよくわかね~んだよ!」とか悪態をつきつつ悪戦苦闘してたわけなんです。仕事のことやら、家族のことやら、何でオレには彼女がいないのだ?ひょっとして性的にちょっと変なのか?男としての何かが足りないのか?等々、なんだかネガティブにもなってきまして、「ウーン」と頭を抱えつつ、目は難解な文章から離すわけにもいかず、わが身を悲嘆していたわけなんですが、ふと、目を上げてみると雨がやんでおりました。で、町のほうを見やると、

「あ、虹だ」

とま~、止まない雨はないし、そのあとには虹も見えるし、もう少し頑張ってみるかと、難解な本に視線を戻し、読書を再開しました。

虹:rainbow


チョコ好き [想いつくまま]

こんな三十路を越えたオッサンが「チョコ好き」なんていうと、「マリファナの樹脂を凝固させたヤツか?」と、眉をしかめられそうですが違います。正真正銘、チョコレートです。こちらイギリスに来るまで、あまり甘いものは得意ではなかったのですが、こちらに住むようになってから、なぜだか甘いものが好きになりまして、特にチョコレートに目がないわけなんです。何でだか自分なりに考えたのですが、お酒を飲む量が渡英前に比べて格段に減ったことが大きいのかな、と思います。お酒を飲むと思考のスピードと耐久力が落ちるので、最近、本当に飲まなくなりました。これははっきりいって、3年前の自分からは考えられないことです。当時、私は「お酒が飲めないのは人生の半分損してる」って豪語してましたから。そのお酒を飲まなくなり、かといってタバコは健康に悪いので6年前に止めました。

で、甘いものに走った、というところだと思います。

甘いもので思い出したのですが、最近結構(私にとっては)高級なハチミツを買いました。それをパンにつけては、「タハッ、甘め~、旨め~」と食べてるわけですが、三十路を越えたヲッサンが冷蔵庫の前でハチミツとマーガリンをつけたコッペパンにほくそ笑んでいる光景は、絵的にいかがなものかとは思います。

マーガリン:margarine


企業戦士 [想いつくまま]

「死んでも靖国に出勤しなきゃならんのは、さすがにしんどいワイ。死んだら家族のもとに帰してもらう。」

旧日本軍で兵士として太平洋戦争を戦われた台湾人の御長老の言葉だ。このセリフ、「靖国で会おう」となくなられた方々との意識の差異を鮮やかに浮き彫りにしているような気がする。日本人にとって自分の帰属する組織というのは時として死んでも舞い戻りたいほどに日本人にとっては心地よい場所だったのだろう。「死んでも守る」というのは忠誠心として最高位に位置する類のものだと思う。こうした組織に殉ずるほどの帰属意識の系譜は武家社会の慣わしから来てるのだろうなとおもう。それを明治維新後に国家に対する忠誠に修練させていった先に靖国という存在があるのだろう。こういうメンタリティを持つからこそ、第二次世界大戦でアメリカに敗北した後は、企業に忠誠を尽くすようになり、高度経済成長を現出させることが出来たのだろうと思う。

ここで、一つの言葉が頭をよぎる。

「企業戦士」

アタッシュケースは勇気の印~二十四時間戦えますか~ ビジネスマーン、ビジネスマーン、ジャパニーズビジネスマーン。ガキの時分、このリゲインのコマーシャルソングを聞いたときは「ウゲッ、ビジネスマンになったら24時間戦わなくちゃいけないのかよ」と少し未来を悲観したものだが、その唄の歌詞どおりに多くのジャパニーズビジネスマンが企業に命をかけて忠誠を誓いつつ仕事をしていったのに違いない。その中では、過労死は仕事に殉じたとしてある程度許容されてしまうこともある。これほどの忠誠心を引き出す代わりに企業側は終身雇用を保証し、組織に長くいることのメリットを制度化して「年功序列賃金」となる。

で、話がものすごく個人的になるのだが、ウチのオヤジどのはこの「企業戦士」にあたるのかなと思う。「仕事なんかさっさと辞めてヒモになりたい」などといいつつ、その実、今の自分のステイタスが会社によってもたらされているということを骨の髄まで分かってる。だから、会社の命令とあれば女房を日本に残して、単身でアフリカに飛び、5年もの歳月をその地で過ごすし、マラリアの病苦にも耐え、東南アジアと東アジアを駈けずり周り、忠誠を示し続けて来ているのだと思う。そんなオヤジもそろそろ定年間近になってきた。つい最近、日本に帰って2年ぶりに顔を見たらずいぶん背中が小さくなったように感じた。「そろそろ戦士の休息の時期かね」と、思っていたんだが、つい最近お袋と電話で会話している中で「今度は、ベトナムに行こうとしているらしい」という話を聞いた。ほっほ~、ベトナムですかいオヤジさん。なかなかおもしろそうな国に目をつけてますね。最近やけに運動ばっかりして健康志向になってるってのはベトナム行きの英気を養うためだったんですな。老兵はまだ死なずってところですか。

お父さん、今日は父の日です。

どうかお体に気をつけて、元気でやってください。

では、


お天気お姉さん [想いつくまま]

タイトルを書いた瞬間、安達哲の描いたセクシーな「お天気お姉さん」が頭を一瞬よぎった。あの漫画家の描く漫画はエライ刺激的だった。「さくらの唄」を読んだのは高校3年のときだったから、10年以上前の話だけど、ちょっとしたトラウマを受けた記憶がある。あと「バカ姉弟」ってのも少し読んでたけどアレは今頃どうなってるのやら。っと、話が漫画にもってかれそうになったけど、そうじゃなくてお天気お姉さんの話。

こちらのお天気お姉さん(お兄さん)は、やけに陽気だ。3分そこらの持ち時間で、最大限に陽気にお天気のことについてしゃべり倒す。笑顔も素晴らしい。滑舌もよい。どこどこが雨で、どこどこは天気でという、どうということはない話題を陽気にエンターテインする様は、さながら陰気なイギリス人じゃなくてアメリカ人のようだ。で、しゃべってる内容なんだが、まー天気なんだが、なんというか「わからない」っていう簡単な事実を、よくもまーココまで膨らませて伝えることができるなと関心してしまう。

イギリスの西には大西洋がある。カリブ海で暖められた暖流が大西洋を横断北上してやってくるため、緯度的には北海道より北に位置するが、それほど寒くはない(でも日本の関東地方に比べたら寒いけど)。その暖流にあわせて、湿った空気もやってくるので雨と曇りが多い。実際に生活してみると実感するが、本当に雨が多い。その雨もザパーっとふってカラっとはれるって言うのじゃなくて、じめじめとふっては止み、ふっては止み見たいな本当になんともスッキリしない。一日の間に、晴れと曇りと雨が入れ替わり立ち代りでやってくるので、はっきり言って、天気予報はあまり当てにならない、というか天気予報のほうも結局「わからない」って言う方向に終わるのが多い。

「午前中はこちらの雲が北東にそれるので、イングランド北部の場所によっては非常に高い確率で、お日様を見ることが出来るかも知れません。」イングランド北部ってのがまたものすごいあいまいなんだが、コレに加えて「It is highly possible~」を加えて、「お日様が見えるかもよん」と期待をさせつつ、見事に断定はしていない。ただ単に「イングランド北部は、曇りのち晴れでしょう」というよりはるかにエンターテインされているわけだ。もし、この「曇りのちはれでしょう」が導入されたら、お天気お姉さん(お兄さん)達のしゃべることは一気に減ってしまう。すなわちどこもかしこも「曇りのち晴れでしょう」で終わってしまう危険性が高くなるからである。簡単な事実を言葉を多くして膨らませてさも大事のことかのように見せることが出来るというのは一つのタレントではある。

ココで思い出したのは、私がこちらの大学院に入る前のプレ英語コースのクラスメートの中国人。彼はこいつの達人だった。各人があるトピックに関して自分の考えを3分間述べるという授業があった。それぞれ、自分の考えをおのおののバックグラウンドを下に説明ので、国柄、宗教、個人の信条などが出てきておもしろい。私もつたない英語で何とか私の考えを話した。で、そいつの番になったのだが、彼は冒頭に私の話を持ち出し、その彼なりの要約をしてくれた(そしてそれは、あまり的を得ていなかった)。で、「そういう意見があるということを、認めることはやぶさかではない」という形で彼の意見めいたものをものすごく長々としゃべりたてた。実際、彼はそのことでクラスのほかの誰よりも長く話した。彼が話しを終えた後に、先生は一言「君はものすごく長く話したが、それでいて何にも話していない」とピシャリとやられた。そのあとで「そういうことが出来るのは、一つの才能ではある」と褒めてんだか、けなしてんだか分からないようなコメントを加えた。

私は、こういう言葉をたくさん使う話し方をするのも、されるのも苦手だ。そういう風に話されると「で、要はなんなの?」と聞き返してしまう。話すときも「要は何を伝えたいのか」ということを考えた上で、言葉の省エネに走ってしまう。だが、最近仕事やら友人との会話やらで、思うようになってきたのは、とにかく意味があんまりなくても話を続けるということは結構重要だ、ということだ。先ず、しゃべりながら考えって言うのは頭の中で整理され行く。最初は自分自身が要領を得ていなくてもしゃべっているうちに「あ、は~ん、オレってば結局こういうことが言いたいんだね」と見えてくる。後、言葉をたくさん使ったほうが誤解が少なくてすむ。たくさん言葉を使ったほうが、会話も弾む、雰囲気も良くなる。物事を伝達するときは雰囲気がよいほうがいい。こういった雰囲気作りのための内容の薄い会話というのをもう少し勉強せねばと最近実感している。

そこで、お天気お姉さん(お兄さん)の話なのだが、彼等は見事に雰囲気作りが上手い。ユーラシア大陸をはさんだ東側の島国では「曇り時々晴れでしょう」と片付けられがちな事実を3分間のエンターテイメントに変えてしまう。このテクニックの修得には相当な訓練を要するのであろうと思う。ということで、天気予報とはいえなかなか勉強になってる。

日々勉強、というところで強引にまとめてみる。

雰囲気:atomosphere


ダンデライオン [想いつくまま]

鼻をチーンとかんで、かんだ紙を捨てようと思ったら何でか知らんがゴミ箱が見つからない。しょうがないからその紙を片手に部屋を歩き回る。

「クッソー、ゴミ箱ごときが何でないの」

とぼやいたあとで、

「何でないの」



「ダンデライオン」

に語感が似てるなということに気づき、そういえば前から気になってたことを思い出したのでググって見た。日本名で「タンポポ」で知られるこの花が、どうして英語にすると「ダンデライオン」なんていうイカツイ(だって皆さんライオンですよライオン)名前をしょっているのか前から少し気になっていたのだ。

そしたら、やっぱりというかウィキペディアで詳細な説明をしていた。で、名前の由来なんだが「ライオン」やっぱりライオンなんだね。「ダンデ」って言うのは歯を意味するフランス語だってさ。あ~そうかデンティスト(歯医者)デンテと同じだね。ちなみにパスタのちょっと固めを「アルデンテ」って言うけど、アレは「歯にちょっとアル」(←私的意訳)って言う意味のイタリア語だったと、イタメシ屋の社員だったときに支配人にウンチクたれられたっけな。

ということでダンデライオンは「ライオンの歯」が意味らしい。花びらがとがってるのでライオンの歯って言う、イカツイ名前をつけられてしまったようだ。英語でのいかつさに比べて日本語でのほのぼの感はどうだ。タンポポだよ、タンポポ。ポが二個も使われてるよ。誰がタンポポなんて命名したんだろうね。

え~ちなみに、ゴミ箱は見つかりました。テーブルの下に隠れていやがりました。

タンポポ:dandelion


コマネチ [想いつくまま]

ルーマニアの体操選手「白い妖精」、ナディア・エレーナ・コマネチでないっす。そのレオタードっぷりをぱくった、ビートたけしのリアクション芸のほうです。

ちょっとがに股にして、「コマネチ」とやるアレですが。コレがなかなか使える技でして、私が塾の講師として仕事をしていた際、よく使用させていただきました。私、塾講師として中学生を教えていたのですが、顔が結構いかつく、宿題忘れとかには厳しかったので、生徒から少し畏れられていました。それでも、授業を続けてゆくと生徒側に緩みが出てきます。コレは少し引き締めねばならんなと思うと、少し説教します。で、クラスが最大18人の教室で私が説教をすると、クラスに沈んだ空気が流れます。で、その雰囲気を作った張本人である。私に視線が集まります。

ココで、厳つい表情は変えずに、

「コマネチ」

と、やるわけです。

すると、場の雰囲気が緩みます。言うことは言っておいて、その上でその沈んだ空気を授業の残りの時間に影響させない。コレはなかなかの手法なのですが、この「コマネチ」を授業で実践したのは、私が初めてではありません。実を言うとこの「コマネチ」は私が勤めていた塾の塾長の技だったのです。実を言うと私は講師としてこちらでご厄介になるズーッと以前にこちらの塾の生徒だったのです。そこで、何度かこの塾長の「コマネチ」を見たのです。私が奇しくも同じ塾で講師として働く運びとなり、生徒を何とかせねばならん立場になったときに、塾長の「コマネチ」がなんとも素晴らしい技であったということを思い知ったのでした。

今でも、覚えているのは塾長との以下の会話です。

「イヤー、K先生の『コマネチ』って、あれ使えますよね~。実を言うと私も使用させていただいてます。」

「オイ、Kくん。無断使用はイカンよ。無断使用は。」

なかなかおもしろい塾でした、もう2年前に辞めましたが。

妖精:fairly

 


前の10件 | - 想いつくまま ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。